J・パグンサンがツアー初優勝 永野竜太郎が3差2位で初メジャーの全英切符獲得


18番、優勝を決め大喜びするパグンサン(カメラ・馬場 秀則) 

18番、優勝を決め大喜びするパグンサン(カメラ・馬場 秀則) 

◇男子プロゴルフツアー ミズノオープン 最終日(30日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7349ヤード、パー72=報知新聞社特別協力)

 第50回大会は強い日差しの下、一般非公開で最終ラウンドが終了した。4打差の単独首位で出たジュビック・パグンサン(43)=フィリピン=が6バーディー、2ボギーの68をマーク。キャディー無しのセルフプレーでバッグを自ら担ぎ、クラブ11本の超異例のセッティングで、通算17アンダーでツアー初優勝を飾った。

 5位から66で回った永野竜太郎が3打差の2位で、自身初のメジャー出場権となる全英オープン切符を獲得した。ツアー通算12勝の宮本勝昌、大岩龍一は12アンダーの3位。大会連覇を狙った池田勇太は11アンダーの5位。2009年大会覇者の石川遼、ミズノ契約のホストプロ・時松隆光選手会長は7アンダーの14位で終えた。

 27日の第1日が荒天で中止となり、3日間54ホールの短縮競技で賞金加算は75%。上位2人が7月の21年メジャー最終戦、全英オープン(15日開幕・ロイヤルセントジョージズGC)の出場権を獲得した。

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