松山英樹は72、首位と6打差17位で最終Rへ…全米オープン第3R終了


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 第3日(18日、米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70)

 強い風が吹き、ピン位置も難しく設定された過酷なムービングサタデーが終了した。10年連続10度目出場の昨年4月のマスターズ王者・松山英樹は5打差24位で出て2ボギーの72と粘った。首位と6打差の通算2オーバーの17位へ浮上した。最終日逆転で、男女通じて日本人初のメジャー2勝目を目指す。

 67のベストスコアをマークしたウィル・ザラトリス(米国)、マシュー・フィッツパトリック(英国)と米ツアー初優勝&メジャー初制覇を狙う2人が、通算4アンダーの首位に並んだ。

 連覇を狙うジョン・ラーム(スペイン)が1打差の3位で追う。4月のマスターズを制した世界ランク1位のスコッティー・シェフラー(米国)、メジャー1勝のキーガン・ブラッドリー(米国)、アダム・ハドウィン(カナダ)が2アンダーの4位で続く。

 2011年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)は1アンダーの7位へ後退した。メジャー2勝のコリン・モリカワ(米国)、2016年大会覇者のダスティン・ジョンソン(米国)はイーブンパーの17位。5月の全米プロ選手権を制したジャスティン・トーマス(米国)、2015年大会覇者のジョーダン・スピース(米国)は3オーバーの25位に並んだ。

 昨年の東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)は4オーバーの33位となった。2017年&2018年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)、アマチュアのトラビス・ビック(米国)は5オーバーの40位。2020年大会王者の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー(米国)は、8オーバーの55位となっている。

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