鈴木愛が単独首位 安田祐香27位、河本結34位で予選突破 有村智恵は予選落ちでシード逃す


3番、ティーショットを放つ鈴木愛(カメラ・谷口 健二)

3番、ティーショットを放つ鈴木愛(カメラ・谷口 健二)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第2日(18日、愛媛・エリエールGC=6575ヤード、パー71)

 第2ラウンドが行われ、首位と2打差の5位から出た鈴木愛(セールスフォース)が7バーディー、1ボギーの65をマークし、通算11アンダーで単独トップに立った。これまで5度の2位があり、「(悔しかったのは)渋野(日向子)さんに負けた年(=19年)。17番に池に入れてボギーだった。(優勝には)運だったり、結果に執着しすぎないこと」と言い聞かせた。昨年7月以来、今季初勝利で次週の今季最終戦のメジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯(宮崎)出場を決める。

 藤田さいきとリ・ハナ(韓国)が10アンダーで1打差2位。首位スタートの岩井明愛、笠りつ子、堀琴音が9アンダーで2打差の4位に並んだ。

 18年大会覇者の勝みなみ、アマチュアの馬場咲希らは5アンダーで13位。初の年間女王に輝いた山下美夢有と昨年大会覇者の原英莉花は3アンダーで27位。メルセデス・ランク(MR)54位から逆転シードを狙う安田祐香も70で回り、27位につけた。MR52位の河本結は70で回り、2アンダーで34位につけた。

 ツアー通算14勝でMR56位の有村智恵は73と伸ばせず、イーブンパー53位で1打及ばず予選落ち。18年から保持したシードを手放すことが確定的となった。永久シード選手を除くと歴代最長の20年シードを保持した李知姫(韓国)は2オーバー72位で予選落ちとなり、シードを失うことが確定的となった。

最新のカテゴリー記事