◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(21日、茨城・PGM石岡GC=7039ヤード、パー70)
星野陸也(興和)が67で回り、ツアー最長となる16ラウンド連続60台を記録した。2022年ダンロップフェニック第3ラウンドから継続中。前日20日の第1ラウンドで15ラウンド連続60台をマークし、石川遼とセルヒオ・ガルシア(スペイン)に並んでいた。石川は前週の関西オープンで途切れている。
ついに単独の記録保持者となった星野は、「よっしゃー」と満面の笑みを浮かべて取材エリアに登場した。「途中1アンダーになったときはヒヤリとしたけど、なんとか伸ばせてよかった」。後半7番でピン右前2メートル半のバーディーパットを沈めて“安全圏”に突入すると、思わずガッツポーズ。「出ちゃった。まだ2日目なのに」と照れた。
会場から自宅までは車で30分。同会場で開催された昨年10月の平和PGM選手権を制するなどコースとの相性は抜群で、記録更新に期待がかかる。「積み重ねるということは大事。調子が悪くても60台で回ってきたことは次に生かせる。一つの記録として残せることはうれしい。抜かれないように、伸ばし続けたい」と話した。
星野は予選ラウンドを通算7アンダーで終え、ホールアウト時点で6位につけている。