松山英樹6位「戦えるショットはなかったということ」 2年ぶり10度目のメジャートップ10入り


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 最終日(15日、米ノースカロライナ州パインハースト・リゾート=7569ヤード、パー70)

 最終ラウンドが行われ、5打差5位から出た松山英樹(LEXUS)は1バーディー、1ボギーの70で回り、通算2アンダーの6位で大会を終えた。2021年マスターズ以来のメジャー2勝目はならなかったが、22年全米オープン(4位)以来となる2年ぶり10度目のメジャートップ10フィニッシュだった。

 ホールアウト後に「スタートからショットがなかなか思うように打てなくて、昨日同様苦しんだかなという感じ。こういうコンディションなのでちょっとしたミスが顕著に出る。3日目、4日目で、まだそこで戦えるショットはなかったということ」と振り返った。

 1番はグリーンを外したが、1・5メートルのパットを入れてパーをセーブした。3番は4メートルのチャンスがカップ左へ。4番はティーショットを左に曲げ、第2打はバンカーにつかまったが、60センチに寄せてパーとした。7、8番と約5メートルのバーディーパットを決めきれず、9番パー3の第1打はグリーン左のバンカーへ。2メートルのパーパットを外しボギーが先行した。トップと5打差5位で折り返した。

 10番パー5は第1打を左に曲げ、3オン2パットのパー。11番、12番とティーショットはフェアウェーをとらえることができなかったが、ともに2メートル前後のパーパットをしぶとく沈めた。13番パー4で1オンに成功。7メートルのイーグルパットは右を抜けたが、この日初めてのバーディーを奪った。

 パッティングについては「2日目みたいには入らなかったけど、徐々に進歩はしてきているような感じはする。これを続けていけるようにしたい」と語った。今季メジャー最終戦の全英オープン(7月18~21日、ロイヤルトルーンGC)で、再び優勝争いに加わる。

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