JLPGA小林浩美会長、樋口久子顧問が古江彩佳を祝福 「イーグルで鳥肌が立ちました」と小林会長


小林浩美会長

小林浩美会長

 米女子ゴルフのメジャー第4戦、エビアン選手権(11~14日、フランス・エビアンリゾートGC)で日本女子で4人目のメジャー優勝を果たした古江彩佳(富士通)に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)・小林浩美会長、1977年全米女子プロ選手権優勝の樋口久子顧問が15日、コメントを寄せた。

 ◆古江への祝辞

 ▼小林浩美会長「米国メジャー、エビアンでの優勝、おめでとうございます! 素晴らしいイーグルで鳥肌が立ちました。エビアンは特にグリーンの芝目が強く、そこの読みがパッティングに影響します。世界中の強い選手が凌ぎを削って戦う中、これまでの日米の経験が合わさって、メジャー優勝の栄誉を勝ち取ったと感じます。とても誇りに思います」

 ▼樋口久子顧問「優勝おめでとうございます。素晴らしいプレーを拝見いたしました。今回の古江さん、持ち前のショットの精度、パッティングのうまさに加え、ここぞという時の集中力がとにかくすごいと感じます。振り返ると、全米女子プロゴルフ選手権までは勝敗に加え、パリオリンピックの出場資格争いがかかっていた。日本勢2番手につけていた古江さんは、プレーを見ていても少し違うなあ。そんな印象を受けました。プレッシャーだったのかはわからない。でも、アマチュアの時から体形は小柄でも、思い切りの良さが際立っていました。その特性があまり伝わってこなかったことが、ちょっと気になっていたのです。その後、オリンピック代表の2枠目は山下美夢有さんに決まりました。心中おもんぱかると、本当に残念だったと思います。海外でプレーし、しかも試合ではトップ10の常連選手。ここまで、自分が思うようなプレーができず結局、4年に1度のチャンスを2回連続で逃してしまった。プライドが許さなかったでしょう。ただ、今回はそんなモヤモヤが吹っ切れた様子。今回のメジャー優勝を期に、今後も優勝を重ねるでしょう。勝てるプレーヤーです、古江さんは」

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