原英莉花「初日にしてはいい出来だった」 全パー5でバーディー 5差10位発進


2番、ティーショットを放つ原英莉花 (カメラ・馬場 秀則)

2番、ティーショットを放つ原英莉花 (カメラ・馬場 秀則)

◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック 第1日(31日、滋賀・瀬田GC=6616ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が6バーディー、2ボギーの4アンダー68をマークし、首位と5打差の10位スタートを切った。16番から3連続バーディー締め。「パー5全部で(バーディーを)取れたところはよかった。初日にしてはいい出来だったかな」と振り返った。

 大会開幕前に練習場でクラブのフェースの向きを修正し「ティーショットに関しては、思ったようなボールが打てるようになった」と復調。パー5の1番、16番では、ともに85ヤードの第3打を55度のウェッジでチャンスにつけた。「すごく自信がある距離」を残しながらコースに挑んでいる。

 米女子ツアーの2次予選会から28日に帰国したばかりだが「疲れはあまり感じていないし、時差ぼけもない」と笑顔を見せた。優勝なら米ツアーメンバー入りが決まり、12月の最終予選会を受験する必要がなくなる。「今日と変わらず自分のベストなプレーをしていきたい。嫌な球を打っても、切れずに前向きにプレーしたい」。平常心で最終日まで戦い抜く。

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