蛭田みな美 最終ホールで30センチのバーディーパットだけ残し順延…雷雲接近


17番ティーショットを放つ蛭田みな美(カメラ・今西 淳)

17番ティーショットを放つ蛭田みな美(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第1日(11日、埼玉・石坂GC=6585ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)

 雷雲接近のため、午後1時57分に競技が一時中断。天候回復が見込めないため、午後2時30分に順延が決定した。第2日(12日)に午前7時から再開予定。

 昨年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで念願のプロ初優勝を挙げた安田祐香(NEC)が14ホールを消化し、7バーディー、ボギーなしの7アンダーで暫定首位に立った。16ホールを消化した韓国のペ・ソンウ(大和地所)が6アンダーで1打差で暫定2位に続く。

 17ホールを消化して5アンダーで、2打差の暫定3位の蛭田みな美(ユアサ商事)は最終18番ホールで、わずか30センチのバーディーパットだけを残してホールアウトできなかった。「ボールを置こうとしたところで、中断のサイレンが鳴りました。私は『お先に』のパットをしないのですが、今となっては『お先に』をしておけば良かったと思います。急いで打つのが怖かったのですが、大事にいき過ぎてしまいました」と苦笑いして振り返った。

 第2日は午前7時に再開予定。30センチのバーディーパットをしっかりと決めれば、首位と1打差に迫る。「ゴルフの調子は悪くはないので、明日も頑張ります」と蛭田は前向きに話した。

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