生源寺龍憲が3打リードで初V王手 「落ち着いてプレーすればいいかな」 昨年2差2位の雪辱狙う


ホールアウトしギャラリーの歓声に応える生源寺龍憲(カメラ・渡辺 了文)

ホールアウトしギャラリーの歓声に応える生源寺龍憲(カメラ・渡辺 了文)

◆男子プロゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ 第3日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71)

 単独首位から出た生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり、フリー)が5バーディー、ボギーなしの66で回り、通算17アンダーで単独首位をキープした。初優勝へ向け、後続に3打差をつけている。「もっとバーディーを取りたかったし、後半はずっとフェアウェーを外していたので、なかなか思うようにスコアを伸ばせなかった。でも、15番から3連続バーディーを取れたのは良かった」と納得した表情を見せた。

 1、7番で伸ばしたが、その後はティーショットが安定せず、耐える展開が続いた。9番では2打目がグリーン周りのバンカーにつかまったが、パーをセーブ。「それがノーボギーで回れた要因」と大きなピンチを切り抜けた。15番で5メートルを沈めて、3連続バーディーと勢いに乗り、3打差で首位を守った。

 最終日は悪天候が予想され、最悪の場合競技中止もあり得る。それだけに、この日を首位で終えたことは大きな意味を持つ。「なるべく今日は伸ばしたかった。途中バーディーが来ないときは、早くバーディーがほしかった」。昨年大会は2打差2位と初優勝にあと一歩届かなかった。雪辱へ向け「自分の思ったようにはやれている。落ち着いてプレーすればいいかな」と意気込んだ。

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