◆米男子プロゴルフツアー マスターズ 最終日（１３日、ジョージア州オーガスタ・ナショナルＧＣ＝７５５５ヤード、パー７２）
最終ラウンド（Ｒ）が行われ、４オーバーの４８位から出た２０２１年大会覇者の松山英樹（ＬＥＸＵＳ）は７バーディー、１ボギーの６６で回り、通算２アンダーでフィニッシュした。ホールアウトした時点では暫定１７位とした。
前半９ホールで４つのバーディーを奪い、後半も１４番、１５番に続き、１７番で７つ目のバーディー。１８番でボギーを打ったが、７９をたたいた第３Ｒより１３打少ない好スコア。優勝した２１年の第３Ｒに記録した大会自己ベストの６５にあと１打に迫り、１４度目のマスターズを終えた。
◆松山英樹・一問一答
―一日を振り返って。
「昨日の打った分をしっかりと取り返して終わりたかった。最後外してしまい、悔しい終わりになってしまった」
―昨日とは１３打違うスコアになった。
「ショットはちょっとした細かいところのズレがあったんですけど、だからといってこんなに差がつく感じとは思わない内容だった」
―今までで一番、マスターズに向き合う期間が長かった。今大会にかける思いは強かったのでは。
「１か月弱、ここだけを考えて準備して、結果は伴ってなかったけど、すごくいい状態で入ってきた実感はあったので、結果につながらなかったのですごく残念だった。でも、今日と２日目のショットは、勝った時と同じくらいの精度は保ててると思う。ただ、昨日のような大きなミスをしないように精度を高めていかなきゃいけない」
―来年に向けて見つかったものは。
「スコア的に６アンダーで回れたことはすごく良かった。来年の第１ラウンドに向けて、すごく気分がいい状態で回れるかなと思う」
―一週間を振り返って。
「長い１週間だった。またここに向けて１年間準備しなきゃいけない」