◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 最終日(27日、米テキサス州・カールトンウッズ・クラブ=6911ヤード、パー72)
西郷真央(島津製作所)が5人で争ったプレーオフ(PO)を1ホール目で制し、米ツアー初優勝を挙げた。メジャー制覇は樋口久子(1977年全米女子プロ選手権)、渋野日向子(2019年AIG全英女子オープン)、笹生優花(21、24年全米女子オープン)、古江彩佳(24年エビアン選手権)に続く日本勢5人目。シェブロン選手権はこれまで未勝利で、日本勢が5大メジャー完全制覇を果たした。
今大会の優勝賞金は120万ドル(約1億7160万円)。今季の西郷の獲得賞金は140万929ドル(約2億33万2847円)で賞金ランクは首位に浮上した。昨年の全米女子オープンで優勝賞金は米女子ツアーの過去最高額の240万ドル(約3億4320万円)。エビアン選手権の優勝賞金は120万ドルだった。
シェブロン選手権の優勝賞金は22年以降に大きく跳ね上がっており、21年が46万5000ドル(約6649万5000円)。米石油会社の「シェブロン」が冠スポンサーになった22年は75万ドル(約1億725万円)、23年は76万5000ドル(約1億939万5000円)、昨年と今年は120万ドルと4年で3倍近くに賞金がアップされている。
西郷の優勝に対し、ネットでは「いくらもらえるの?」と賞金額にも興味津々。約1億7100万円超えということに、X(旧ツイッター)では「賞金もすげぇ。。」「アメリカンドリームだ!」「優勝賞金1億7000万。やば」など驚きの声が上がっていた。