
1番、ティーショットを放つ杉浦悠太(カメラ・谷口 健二)
◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 日本プロ選手権 第3日(24日、岐阜・三甲GC谷汲C=7337ヤード、パー72)
史上9人目の大会連覇がかかる杉浦悠太(フリー)は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダー。トップと3打差の5位に順位を上げた。「前半2つボギーを打って、バーディーを取れるイメージがなかった。そこからのことを考えたら、本当に今日は良かった」と笑みが漏れた。
2つスコアを落として迎えた9番で、5メートルのバーディーパットを沈め「流れが良くなった」。14番パー5では、ピンまで34ヤードの難しい距離のバンカーショットをカップに放り込みバーディーを奪った。「ボギーを覚悟していた。あれが入って気持ちも明るくなったし、元気が出た」と振り返った。
昨年は初日から首位を譲らぬ完全優勝だった。2日目から独走していたノリスがスコアを落としたことで、チャンスが到来した。「今日は少しでもバーディーを積み重ねていけたらいいなという思いでプレーしていた。明日は一つでも順位を上げられるように頑張りたい」。最終日での逆転へ、闘志を燃やした。