
笑顔を見せながらプロアマで調整した都(カメラ・渡辺 了文)
女子プロゴルフのリゾートトラストレディスは29日から4日間、徳島・グランディ鳴門GC36(6585ヤード、パー72)で行われる。徳島市生まれのルーキー、都玲華(21)=大東建託=が28日、プロアマ戦後に取材に応じ「いいところを見せられるように頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。
今年は9年ぶりの徳島開催。12歳の頃に観戦に訪れた思い出の大会にプロとして帰ってきた。当時、ついて歩いた同郷の堀琴音(29)=ダイセル=と予選ラウンドを回ることも「すごく感慨深い」ことの一つだ。
自宅から車で1時間かけて通勤するのは母の手料理が最大の理由。「おいしい。天才。世界一。それがあるから家から通う」と元気いっぱい。海外メジャーの全米女子オープンが行われるため有力選手が不在で、混戦が予想される。「応援してくださる方が盛り上がるぐらいの順位にいたい」。ルーキー優勝一番乗りのチャンスだ。(高木 恵)