
17番、ティーショットを放つ伴真太郎(カメラ・谷口 健二)
ミズノオープン 第2日(30日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)
米国生まれの伴真太郎(キャロウェイゴルフ)が3度の3連続バーディーをマークするなど、通算11アンダーで単独首位に浮上した。
最初の1番で2メートルを沈めると、そこから3連続バーディー。5番はバンカーに入りながらも、4メートルにつけ、「難しかったけど、グリーンの真ん中にって考えてプレーした」と、スコアを伸ばし続けた。9番ではティーショットが池の石に当たり、フェアウェーをキープ。運も味方につけた伴は「本当によかった! びっくりした!」と笑顔を見せ、9バーディー、2ボギーの65で回り、一気に首位に立った。
父親は日本、母親は台湾出身で、米国カリフォルニア州サンノゼ生まれ。2018年にプロ転向し、カナダやラテンアメリカを主戦場としていたが、23年から日本ツアーに参戦。今大会は、有資格者を除く上位3人が海外メジャー、全英オープン(7月、ロイヤルポートラッシュGC)の出場資格を得る。「全英はめちゃくちゃ出たい。友達もたくさんいる。楽しみ」と、プロ8年目で初優勝を飾り全英の切符もつかみとる。