西郷真央が「66」で単独首位浮上「ショットが安定した」 メジャー連勝へエンジン全開…全米女子OP


◇米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第2日(30日、ウィスコンシン州・エリンヒルズ=6829ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、メジャー連勝を狙う西郷真央(島津製作所)は12位から出て7バーディー、1ボギーの66と伸ばして通算8アンダーとし、ホールアウトした時点で単独首位に浮上した。

 2つ伸ばして迎えた前半の14番パー5で残り44ヤードの第3打がピンに当たってバンカーにこぼれ、ボギーをたたいた。それでも18番から後半の2番まで3連続バーディーを奪い、7番パー5は第3打を1メートル強につけてスコアを伸ばした。

 大会を中継するU―NEXTのインタビューに応じ「すごく難しいコースだと思うけど、やりがいがある。今日の方がより良いコンディションでプレーできたので、それがスコアにつながってくれたと思う」と話した。

 米ツアー初優勝を飾った4月のシェブロン選手権に続くメジャー連勝に向けてエンジン全開。週末に向けて「自分らしく変わらず全力でプレーして、いい結果を残せるようにとにかく頑張りたい」と意気込んだ。

 ◆西郷真央・会見

 ―第2ラウンドを振り返って

 「今日は昨日よりショットが安定したのでチャンスメイクできたし、いいストロークでいいパッティングが多かったので、バーディーをたくさん取ることができた」

 ―17年に素晴らしいスコアを記録した。今回はそれを破れるか

 「比較するのはすごく難しいので、自分が全力でプレーしていい結果を残せるようにということだけを考えたい」

 ―14番のボギーからどう精神的に持ち直したか

 「サードショットは自分の手応えはすごく良くて、かなりバーディーチャンスにつけてたと思うけど、少しアンラッキーで戻ってきてボギーを打ってしまったけど、自分のミスじゃないのでアンラッキーだと気持ちを切り替えてプレーできた」

 ―メジャー覇者として臨む大会

 「この2日間、素晴らしい選手とペアリングさせてもらってプレーできたこともすごく光栄だったし、また違った気持ちで挑めたこともあると思う」

 ―シェブロン選手権で優勝したことが全米女子オープンに向けて違った気持ちになったか

 「自分の一打に自信を持ってジャッジできるようになった。ただ、自分がやるべきことは変えたくないので、変に意識することなく自分らしくプレーできてると思う」

 ―シェブロンで成功した何を今回も続けていこうとしていることは

 「一打一打、気持ちをしっかりリセットすることが、このメジャー大会は特に重要だと感じているので、一番心がけてる」

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