山下美夢有「耐えのゴルフができた」 昨年2位のメジャー大会 6打差8位で週末へ


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第2日(20日、テキサス州・フィールズ・ランチ・イースト=6604ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、26位で出た山下美夢有(花王)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算イーブンパー。トップと6打差の8位で決勝ラウンドに進んだ。

 ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「風が強い中でのラウンドだったが、しっかり粘るところは粘って、チャンスが来たときに決めきることができた。今日はいいラウンドができたと思う」と納得の表情を見せた。

 3番パー5で残り101ヤードの第3打をピンにからめてバーディーを先行させた。7番で第2打がグリーンをオーバーし、ボギーを喫したが、9番で5メートルのバーディーパットをねじ込んだ。13番パー3では、グリーン奥バンカーから1メートル半に寄せてパーをセーブ。続く14番のバーディーにつなげた。

 「今日はショートゲームがうまくできたところと、できなかったところとありつつ、耐えのゴルフができた」と合格点を与えた。今季から米ツアーに主戦場を移し、4度のトップ10入りを果たしている。「この強い風の中のセッティングを、いかに攻略できるかがポイント。明日からも頑張りたい」。昨年、日本勢最高の2位に食い込んだ大会で頂点を目指す。

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