
1番、ティーショットを放つ石田純一(カメラ・山崎 賢人)
6月3日に死去したプロ野球・巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(享年89)を追悼するゴルフのプロアマ大会「長嶋茂雄 MEMORIAL セガサミー チャリティープロアマ大会」が24日、北海道千歳市のザ・ノースカントリーGCで開催され、71歳のタレント・石田純一が長嶋さんとの思い出を明かした。
長嶋さんが現役時代に球場で何度も応援に足を運んだという。「我々の青春です。引退した74年に青春が終わり、涙を流した。今度は人生が終わったというくらいショックですし、涙が出ました」と神妙に語った。
90年代後半にテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」のキャスターを務めた際、長嶋さんが数回出演した。「松井秀喜と高橋由伸の振りの違いの話で、長嶋さんは『音が違うんだよ。ブンとビュンなんだよ。分かるかね?』『分かりません…』と…」と笑い飛ばした
20年以上前には、ミスターとゴルフを数回ともにした。「“殿上人”ですから、一緒にゴルフできるなんて夢のよう」とニンマリ。パッティングのラインについて「キャディーさんが『ちょいスラ(イス)です』と言うと、長嶋さんは『それって、イングリッシュ?』と(笑い)。長嶋さんが78、僕が79で1打差で負けた。こんな最高な思い出のゴルフはない」と振り返った。