池田勇太、長嶋茂雄さんを追悼「数度、お食事をご一緒にした」 13年には長嶋さんに黄金のアイアンを贈呈


取材に応じる池田勇太(カメラ・山崎 賢人)

取材に応じる池田勇太(カメラ・山崎 賢人)

 6月3日に死去したプロ野球・巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(享年89)を追悼するゴルフのプロアマ大会「長嶋茂雄 MEMORIAL セガサミー チャリティープロアマ大会」が24日、北海道千歳市のザ・ノースカントリーGCで開催され、男女プロや著名人ら120人が参加した。

 男子ツアー21勝の池田勇太(フリー)は、6月に長嶋さんの訃報(ふほう)を受けた際を「すごく残念だなと思った」と振り返ったが、長嶋さんをしのぶプロアマ大会が行われ「長嶋さんを送る意味でも(開催)できたことはうれしかった。長嶋さんも喜んでいただいているんじゃないかな」とかみしめた。

 祖父が大の巨人ファン。長嶋さんと長年親交が深く、今大会を主催したセガサミーホールディングスの里見治会長との縁もあり「長嶋さんと数度、お食事をご一緒にした」という。「自分がマスターズに行く前に宮崎のキャンプで会った。長嶋さんはオーガスタでプレーしたことがあって、非常に18ホールをよく覚えてた。そんな話をしてくれた」と感慨深げに話した。

 自身が選手会長を務めていた13年セガサミーカップでは、長嶋さんの国民栄誉賞受賞を記念して金製の3アイアンを贈呈した。「お体の状態もあったので、グリップもシャフトもヘッドも非常に軽く作った。受け取った時、長嶋さんが『軽い!』とビックリしてた。その場で左手1本で振ってくれたのを鮮明に覚えてる」と思い出を明かした。

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