同じ「黄金世代」の渋野日向子&原英莉花と「一緒に回りたい」 河本結が扁桃炎も…首位スタート


河本結

河本結

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第1日(10日、静岡・東名CC=6435ヤード、パー72)

 ツアー3勝の河本結(リコー)が4連続を含む7バーディー、ボギーなしの65をマークし、今季2度目の首位発進を決めた。

 前半の3番は30センチ、5番は10センチにピタリと寄せ、6番は7メートルの下りのフックラインをねじ込んで4連続バーディー。後半も3つ伸ばして65のビッグスコアに「全体的にショットもパットも距離感が合っていたので、好スコアにつながった」と自画自賛した。

 開幕前は練習ラウンドを行わず、9日のプロアマ戦は扁桃炎で出場を見送って休養した。微熱が残ったまま初日を迎えたが「体調は戻っている。それも関係ないと思ってやらないと戦えない。体調を崩したのは自分のせいなので。万全ではないけど、逆にボーッとしてるからプラスに考えて、すごい自分のゴルフに集中できてる」とかみしめた。

 刺激を受ける存在がいる。同じ1998年度生まれの「黄金世代」で、米国を主戦場にプレーする渋野日向子(サントリー)、原英莉花(NIPPON EXPRESS ホールディングス)が今大会に出場。河本は「帰って来てる選手が来ると盛り上がる一緒に回りたい気持ちがある」と同組でのプレーを熱望した。

 日頃から黄金世代に対して強い思い入れがある河本。「アメリカ勢と回りたい気持ちはある。そのために頑張ったと言っても過言ではない。勝つ!というより、どういうゴルフをしているのかとか、いちゴルファーとして見たい」と心待ちにした。

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