
優勝した畑岡奈紗はシャンパンシャワーで祝福される(カメラ・谷口 健二)
◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック 最終日(9日、滋賀・瀬田GC=6616ヤード、パー72)
畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が米ツアー3年ぶり7勝目となる日米通算12勝目を飾った。優勝賞金31万5000ドル(約4850万円)を獲得した。
最終ラウンドは降雨によるコースコンディション不良のため競技中止となり、競技は54ホールに短縮。畑岡は、第3R終了時に15アンダーの首位で並んだ荒木優奈(Sky)とのプレーオフを制した。
畑岡の一問一答は以下の通り。
◆畑岡に聞く
―3年ぶりの優勝
「長く感じた3年半だったけど、サポートしていただいてるたくさんの方のおかげで優勝できたと思う」
―プレーオフはどんな気持ちで臨んだか
「待っている時間は本当に長く感じたけど、いま自分ができることに集中してやろうということで、最後パーが取れて良かった」
―2打目のパットは
「長いパットが距離感が合ってなくて、ずっとショートする傾向にあったので、しっかり打ち切ることを意識していた」
―最後にパーパットを決めた
「ちょっと弱かったなと思ったけど、最後転がって入ってくれて本当にホッとした」
―雨の中、ファンの前で優勝した
「長かったけど、こうやって優勝インタビューができるのはすごくうれしい。これからもっと勝てるように頑張っていきたい」
―優勝が決まった瞬間、母も涙を浮かべていた
「母はいつもアメリカにも帯同してくれて、一番近くでサポートしてくれている。コーチもキャディーさんもそうだし、たくさんの方に支えられてプレーできているので、感謝したい」
―今後の目標は
「プロ転向の時に掲げた目標がメジャー優勝というものがあるので、それも来年以降で達成したい。あとは(来季の)開幕戦に出られるのがすごくうれしい」
―ファンの皆さんにメッセージを
「長い間待っていただき、雨の中で最後まで見守っていただき、ありがとうございました。これからもっと強くなれるように頑張りたいと思います」

