16位スタートの上田桃子が68で3位に浮上 日米通算4勝のキム・ヒョージュと再び同組に「わくわくする」


18番、上田桃子がバーディー決める。通算6アンダーで3位に浮上した

18番、上田桃子がバーディー決める。通算6アンダーで3位に浮上した

 ◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス第2日(8日、新潟・ヨネックスCC=6456ヤード、パー72)

 16位から出たツアー通算14勝の上田桃子(32)=かんぽ生命=が4バーディー、ボギーなしの68をマークし、通算6アンダーで首位と1打差3位に浮上した。

 第1ラウンドの第1打でいきなり左に大きく曲げてOB。打ち直してトリプルボギーとした。「スタートホールOBとか初めてじゃないかな。目が覚めた」と、そこから立ち直りを見せ、予選2ラウンドで優勝争いできる位置まで上昇した。この日は4つスコアを伸ばし、「精神的にすごく落ち着いて回れた」とうなずいた。

 最終日は第1ラウンドで同組だった世界ランク34位で日米通算4勝の実力者のキム・ヒョージュ(23)=韓国=と再び同組で回る。「またヒョージュと最終日回りたいとキャディーさんと話していた。彼女は本当にうまい。うまいというか、ゴルフを知っている。自分の中ではわくわくしますね」と胸を躍らせた。

 今季は3月のTポイント×ENEOSで通算14勝目を挙げた。その後も5月のほけんの窓口レディースで2位に入るなどいい状態をキープする。今季2勝目に向け、「結果だけじゃなくて、バランスよくゴルフができている充実感が自分の中で自信になっている。できるだけ早く2勝目を挙げたい」と力を込めた。

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