渋野逆転Vに暗雲 台風19号の影響で最終ラウンドはツアー初の無観客での9ホール決戦に 


渋野日向子

渋野日向子

 ◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディス 第2日(12日、静岡・東名CC=6572ヤード、パー72)

 大会実行委員会は12日、13日の最終ラウンドを10番からの9ホールに短縮し、午前10時30分に第1組スタートで行うことを発表した。11日の第1ラウンドの47位タイまでの61人が参加。安全面を考慮して、1988年のツアー制施行後初となる無観客試合を予定している。

 12日の第2ラウンドは台風19号の接近に伴って中止。13日早朝からコースの復旧作業を行い、当初は午前8時から18ホール消化の36ホール決戦を目指していた。ところが、記録的な豪雨が続き、この日に方針を変更。13日は大会成立に必要な9ホール(計27ホール)を消化したい意向で、午後4時30分のホールアウトを見込んでいる。

 11日の第1ラウンドを終えて、通算4勝の黄アルム(31)=韓国=が、7アンダーの単独首位に立っている。8月のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は、1アンダーの25位につけている。

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