ツアー1勝の小平智が「68」で5打差の21位、16年&17年大会覇者の松山英樹は「71」で70位発進


 ◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン 第1日(4日、米アリゾナ州TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)

 第1ラウンド(R)が行われ、米ツアー1勝の小平智(31)=Admiral=が1イーグル、5バーディー、4ボギーの68をマーク。3アンダーで首位と5打差の21位発進を切った。2016年と17年大会覇者の松山英樹(28)=LEXUS=は2バーディー、2ボギーの71で回り、イーブンパーで8打差の70位発進。63をマークしたマシュー・ネスミスとマーク・ハバード(ともに米国)が8アンダーで首位発進を決めた。

 午前スタート組の小平は2番でボギーの後、3番パー5(549ヤード)の第2打でグリーン右手前のバンカーにつかまるも、約5メートルのバーディーパットを決めきりこの日初バーディーを奪うと、4番でも連続で伸ばした。後半の13番パー5(569ヤード)では第2打をグリーン奥に外したが、ピンまで約17ヤードの第3打、ラフからピン約5メートルのカラーに落とすと球はそのまま転がりカップイン。チップインイーグルを奪ってスコアを伸ばした。

 過去2勝の好相性大会でツアー通算6勝目を目指す松山は、午後スタート組で出た。3番パー5(549ヤード)で3打目のアプローチをピン手前約30センチに寄せてこの日初バーディー。4番パー3(178ヤード)では2打目で寄せきれずピンまで約5メートルのパーパットも決まらずボギーとした。後半は15番パー5(558ヤード)で約5メートルのバーディーパットをねじ込んで伸ばした。しかし直後の16番パー3(170ヤード)で約3メートルのパットを沈められず、ボギーでスコアを戻した。

 現地時間5日の第2Rは、巻き返しを図る松山が、午前8時(日本時間6日午前0時)、小平は午後0時30分(同4時30分)にいずれも10番からのスタート予定となっている。

 なお、今大会は一日当たり5000人以下に制限しているが、観客を入れて行われている。

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