永井花奈が67 暫定2位でホールアウト スイング修正も効果てきめん


永井花奈(カメラ・石田 順平)

永井花奈(カメラ・石田 順平)

◆女子プロゴルフツアー 中京テレビ・ブリヂストンレディス 第1日(22日、愛知・中京GC石野C=6486ヤード、パー72)

 ツアー通算1勝の永井花奈は5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーの暫定2位でホールアウトした。トップは14番を終えて9アンダーとしている稲見萌寧。永井は前半に4バーディーを奪い、後半の13番でも5メートルのバーディーを決め、スコアを伸ばした。

 会見では「とくにアイアンショットがよかった。パーオンは17回。ピンを狙っていくショットがよかったし、チャンスでもパットが入ってくれた」と振り返った。2021年は2戦目の明治安田生命レディースで稲見にプレーオフで敗れ2位。「久しぶりにいい位置で回れたという気持ちもあったけど、いい意味で負けて悔しかった。ここ最近、先週(25位)も悔しいなって思えるようになって、気持ちの面で勝負できる態勢になってきている」と手応えを語った。

 前々週までは3週連続の予選落ちを経験し「スイングを何か所か修正した」という。「右手の感覚を重視して振るようにしたことで、自分の感覚で打てている」と好感触を口にした。

 初優勝した17年の樋口久子・三菱電機レディスは最終日が中止になって、36ホールの短期決戦だった。「今回の場合は初日がなくなっている」としながら、「(最終日は)これを決めたら勝てると分かりながらのパットになるかもしれない。そうやって勝ちたい思いもある。どういう状況でも頑張りたい」と力を込めた。

 今大会は36ホールの短縮競技で、規定により賞金加算は75%に減額となっている。

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