68で4打差2位の西村優菜 最終日逆転へ「大きな差だけど、チャンスはゼロではない」


西村優菜

西村優菜

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第3日(12日、兵庫・六甲国際GC=6517ヤード、パー72)

 西村優菜は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算12アンダーで2位をキープした。首位の稲見萌寧との差は2打から4打差に開いた。

 前半は7~9番の3連続バーディーなどで4つ伸ばしたが、後半は最終18番のボギーなどイーブンだった。西村は「前半はいい流れでゴルフができた。全体的に悪くはなかったが、後半はショットのリズムが乱れてしまったので調整したい」と振り返った。

 大阪府出身の20歳は「関西で上位争いしたいと思っていたので、この位置で上位争いできてうれしく思う」。首位の稲見は66とスコアを伸ばし、最終日は4打差を追う。「スコアが伸びるコースなので大きな差だと思うけど、ポジティブに考えればビッグスコアが出るので、チャンスはゼロではない。攻めるゴルフが必要になる」と気合を入れた。上位2人に8月のAIG全英女子オープン出場権も与えられ、「2位からが混戦になっている。その辺りもいいモチベーションにしながら明日頑張りたい」と見据えた。

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