青木瀬令奈が11アンダーで通算3勝目に王手 地元勢・原英莉花は24位に後退…資生堂L第3R終了


18番でティーショットを放つ青木瀬令奈(カメラ・堺 恒志)

18番でティーショットを放つ青木瀬令奈(カメラ・堺 恒志)

◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 第3日(2日、神奈川・戸塚CC=6570ヤード、パー72)

 第3ラウンド(R)が行われ、通算2勝の青木瀬令奈が通算11アンダーで単独トップに立った。1打差の4位で出て、5バーディー、1ボギーの68と伸ばし、昨年6月の宮里藍サントリーレディス以来、約1年ぶりの優勝に王手をかけた。

 首位で出た通算2勝の吉田優利は、上がりの18番でバーディーを奪い、70で回り、10アンダー。68のユン・チェヨン(韓国)と並び1打差2位と好位置をキープした。前週のアース・モンダミンカップ2位の雪辱に燃えるささきしょうこが68をマークし、9アンダーで11位から2打差の4位に浮上した。

 通算6勝の笠りつ子、同4勝の菊地絵理香、金沢志奈、野沢真央、ルーキーの佐藤心結が8アンダーで3打差の5位に並んだ。

 今季2勝の山下美夢有が70の7アンダーで10位。首位で出た小野祐夢は75と伸ばせず、5アンダーの19位に後退。第2Rで67をマークし、9位につけていた地元・横浜出身の原英莉花は74とスコアを落として4アンダーの24位に順位を下げた。昨年大会覇者の鈴木愛、首位スタートの大出瑞月も4アンダーとした。

 前週優勝の木村彩子、同2位の西村優菜はともに70で回り、3アンダーで32位につけた。今季1勝の小祝さくらは72の1アンダー54位だった。

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