
◆男子プロゴルフツアー プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品 第3日(24日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)
23歳の誕生日を迎えた中島啓太(フリー)が7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算20アンダーとして、3位から首位タイに浮上した。5週連続で最終日最終組を回る。前週までの4試合は2位、2位、優勝、2位。抜群の安定感を誇る中島は「同じ優勝争いでも最終組と一つ前の組では全く違います。最終日、前半は気合を入れすぎず、後半から集中したい」と、プロゴルフの世界で最も大事な「サンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)」に向けて、冷静な表情で意欲を示した。
首位タイからスタートした20歳の長野泰雅(福岡地行)は6連続を含む7バーディー、2ボギーの67で回り、通算20アンダーで首位タイをキープ。一時は22アンダーまでスコアを伸ばしたが、17、18番で痛恨の連続ボギー。「最終日は攻めていきます」と、ツアー参戦2年目で念願の初優勝への意気込みを明かした。