２番、ティーショットを放つ稲見萌寧（カメラ・豊田 秀一）
◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第３日（２２日、福岡・ザ・クイーンズヒルＧＣ＝６５４０ヤード、パー７２）
決勝ラウンドがスタートしたが、午後３時４０分、悪天候の回復が見込めず、サスペンデッドとなった。最終組のティーオフ直前の午後０時５０分に荒天のため競技が中断。その後も天候の回復を待ったが、雨が降り続け、この日の競技中止が決定した。大会は５４ホールに短縮されることが発表された。
１０ホールを消化し、４バーディー、ボギーなしで暫定９位に浮上した稲見萌寧（Ｒａｋｕｔｅｎ）は「もう１ラウンドあったら、トップ５もいけなくもない」と肩を落とした。最終組はスタート直前で中断し、１８ホールを残している。「（ホール数が）残っている人の方が多い。頑張るしかない」と１つでも上の順位を目指す。
セカンドカット（決勝ラウンド選手の制限）をして、最終ラウンドの可能性もあったが、残りのホール数と暑さを考慮し５４ホールへの短縮が決まった。「残り８ホールと１ラウンドを考えると、このコースでこの暑さでは倒れちゃう」と稲見。２３日は最高気温３４度の予報が発表されている。雨でさらに重くなったグリーンと、蒸し暑さに打ち勝ち残り８ホールを戦う。