
5番で砂地から第2打を放つ河本力(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー リシャール・ミル・チャリティー 第3日(2日、石川・能登CC=7142ヤード、パー72)
3年ぶり3勝目を狙う河本力(大和証券)が5バーディー、1ボギーの68で回り通算19アンダーで首位を守った。初日からトップを譲らない完全優勝に王手をかけた。
河本と並んで首位からスタートした古川龍之介(ゼビオホールディングス)は1イーグル、4バーディー、3ボギーの69で回り18アンダー。1打差2位から逆転での初優勝を目指す。
26位から出た蝉川泰果(アース製薬)がホールインワンを含むツアー記録タイの3イーグルを奪い、63のビッグスコアをマークし、16アンダー3位に浮上。6月のBMW日本ツアー選手権森ビル杯以来の今季2勝目へ、3打差を追う。
48位で予選を突破した石川遼(カシオ)は9バーディー、1ボギーの64と伸ばし、13アンダーの11位に急浮上。6打差で最終日を迎える。
今大会は能登半島地震の復興支援を目的とした新規大会で、賞金の5%を被災地支援のために寄付する。観戦は無料(事前登録制)で、会場では輪島朝市などの協力を得て新鮮な食材や名産品を販売。