2年ぶり日本開催の米シニアツアーは、伊澤利光が首位と3打差7位で最終日へ


3打差7位へと浮上した伊澤利光

3打差7位へと浮上した伊澤利光

 ◆米男子シニアツアーマスターカード・    ジャパン選手権 第2日(8日、千葉・成田GC、7151ヤード=パー72)

 68選手が参加して行われ、9位で出たツアー通算10勝のスコット・マッキャロン(53)=米国=が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダーの単独首位に浮上。日本での初優勝に王手を掛けた。カーク・トリプレット(米国)が1打差の2位。2011年全英オープン覇者ダレン・クラーク(英国)らが6アンダーの3位で続く。

 国内男子ツアー16勝の伊澤利光(51)=フリー=が70で回り、日本勢最上位の5アンダーの7位へ浮上。4位スタートの17年大会王者のコリン・モンゴメリー(英国)は72で、4アンダーの8位へ後退した。

 18位で出た米山剛(54)=ヨネックス=は70で回り、3アンダーの13位へと浮上。ツアーデビュー戦の深堀圭一郎は(50)=フォーラムエンジニアリング=は68をマークし、39位から2アンダーの18位へとジャンプアップ。5月の全米プロシニアを制した神戸市出身、米国育ちのケン・タニガワ(51)=米国=は77で単独首位から18位へと後退した。

 71で回った日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(63)、69だった鈴木亨(53)=ミズノ=は1アンダーの24位となった。3年連続日本シニアツアー賞金王プラヤド・マークセン(53)=タイ=は、69で52位からイーブンパーの34位へ浮上した。

 メジャー2勝のサンディー・ライル(英国)は、71で回り、1オーバーの42位。71で回ったメジャー8勝のトム・ワトソン(69)=米国=、73で回ったメジャー2勝のマーク・オメーラ(米国)も5オーバーの53位へ浮上した。76と崩れた山添昌良(51)=シーミュージック=は62位へ後退。オリックスや米大リーグで投手として活躍した長谷川滋利(50)は73で、10オーバーの66位となった。

最新のカテゴリー記事