
9番、ティーショットを放つ寺町美友海(カメラ・馬場 秀則)
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第2日(23日、愛知・中京GC石野C=6642ヤード、パー72)
プロツアーに初出場した13歳アマチュアの寺町美友海(みゆみ)=愛知・聖霊中2年=は4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算5オーバーの100位で予選落ちした。
13番パー5は約10メートルのパットを決めるなど計4バーディーでギャラリーを魅了した。最終18番は3オンしながらも4パットでダブルボギーに泣いた。「最後の4パットが残念です。そこまではパープレーで来てたのに…。悔しかった」と肩を落とした。
愛知・豊山町出身の13歳は、身長148センチながらドライバーの飛距離は240ヤードを誇る。日本選手では歴代9位の年少記録となる13歳300日での予選通過はならなかったが、幼少期から憧れた金田久美子(スタンレー電気)と同組で回るなど、貴重な経験を積んだ。
初ツアーを終え「楽しかった。2日ともバーディー4個取れたのは良かった。セカンドの精度がプロとは違って、足りないところが分かった」。収穫については「最終ホールはなしとして、パターはけっこう長いのも入ったので良かった」と自信をのぞかせた。
寺町は将来に向けて「21世紀を代表するプロゴルファーになりたい。そのために昨日と今日で気づいたセカンドの精度を上げていきたい」と前を向いた。