
10番、ティーショットを放つ石川遼(カメラ・谷口 健二)
◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第1日(29日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)
ツアー20勝の石川遼(カシオ)が4バーディー、3ボギーの1アンダー71でホールアウトし、「アプローチが寄らなかったところだけスコアを落としてしまった」と振り返った。
スタートした10番で、左ラフからの2打目をピンそば1メートルにつけるバーディー。11番パー5でも第3打を5メートルにつけるなど、順調な滑りだしに見えたが、13、14番で連続ボギー。「難しい13番と14番だったので、どちらかをセーブできていればよかったかと思いますが」と反省した。
6、7番で連続バーディーを奪い、終盤で調子をあげ、最終9番はグリーン右のラフへ入りボギーとし、スコアを伸ばし切れなかった。それでも「今日はそんなに意識せず、最終日に優勝争いできるように。そこが一番の目標になってくる。その先のことはまだ分からないですし、まずは残り3日間、いいプレーをしたい」と11年ぶりの全英オープン出場へ向け、意気込んだ。
今大会は、有資格者を除く上位3人が海外メジャー、全英オープン(7月、ロイヤルポートラッシュGC)の出場資格を得る。