
1番ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 富士通レディース 第2日(18日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)
ツアー13勝の稲見萌寧(フリー)は28位で出て4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算5アンダーに伸ばした。ホールアウトした時点で7位につけた。
第1ラウンド(R)は、スコアカードにマーカー(スコアに間違いがないか確認し、証明のサインをする人)のサインがなかったとして2罰打を受けた。
稲見と同組でマーカーを務めていた青木瀬令奈(リシャール・ミル)が15番終了時点で途中棄権。16番以降は同組の永井花奈(ServiceNow)のサインが必要だったが、記入されておらず。規則では失格となるが、ローカルルールで最後のホールに2罰打が課され、18番のスコアは「4」から「6」に変更。69の7位から、71の28位に変更された。
第2Rを終えた稲見は、前日の2罰打をホールアウト後の練習場で聞いたと明かし「私は失格だと思った。でも、一昨年からルールが変わったと聞いた、不幸中の幸いだなと思った」と心境を明かした。「確認ミスで自分だけならいいけど、それにたずさわってくれてる人たちに迷惑をかけてしまったので、本当に申し訳ないなと思う」と語った。
この日は前半の3、5、7番、後半は17番でバーディーを奪取。「気持ちは若干、沈んでもおかしくない状況でノーボギーでしっかりあがれたことは良かった」とかみしめた。最終日に向けて「日々コツコツで努力して、なるべくしてなるように頑張りたい」と力を込めた。