永峰咲希が首位発進 地元・宮崎CCで「人生でベスト」の67をマーク メジャー2勝目へ「優勝したい」


2人でピースサイン。木村彩子(左)と永峰咲希(カメラ・竹松 明季)

2人でピースサイン。木村彩子(左)と永峰咲希(カメラ・竹松 明季)

◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 第1日(27日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)

 ツアー3勝で地元・宮崎市出身の永峰咲希(ニトリ)が6バーディー、1ボギーで5アンダーの67をマークし、岩井明愛(あきえ、ホンダ)と並ぶ首位発進を決めた。

 前半の3番で50センチに寄せて伸ばし、6番は6メートル、7番は8メートル、8番は2メートルを沈めて3連続バーディー。18番パー5は残り161ヤードの第2打で左からの風を受けた中、6アイアンでピンそば約1メートルに寄せ「思ったより近くてビックリした」と驚きのショットでバーディー締めを喜んだ。

 宮崎CCはジュニア時代から大会に出場し、近年もオフに合宿を行うなど「数え切れないくらい」回ったという“ホームコース”。高麗芝のグリーン、強風など難易度が高いコースで「長い人生でベスト」と驚く自身コース記録の67をたたきだした。

 幼少期から地元で毎年開催され、シーズンの優勝者やポイントランク上位者ら選ばれし40人が争うメジャー大会。今年は宮崎出身者4人が出場した中、首位スタートを切った。永峰は「コースは近くても、なかなか出られる大会じゃない。子どもの頃からある大会でずっと見ているので、コースも知ってるし、優勝したい気持ちはみんなあると思う」。20年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯に続くメジャー2勝目を地元でつかむ。

最新のカテゴリー記事