【古賀敬之のゴルフあれこれ】  第十六回 もし「パーオン」だったら、ダブルボギーの可能性が大だ


 これも和製英語の最たるものだが、言い得て妙な〝秀作〟ともいえる。パー3のホールでワンオン。パー4なら2オン。パー5ホールなら3オンというように2パットの余裕を残してグリーンオンさせること。英語では「グリーン・イン・レギュレーション」が正しい表現となる。結構、長ったらしい表現だが、この和製英語は実に「端的」で分かりやすい。それでも、初心者は「パーの数でグリーンに乗せること」と勘違いするかもしれないが…。

 

 ◇古賀 敬之(こが・たかゆき)
1975年、報知新聞社入社。運動部、野球部、出版部などに所属。運動部ではゴルフとウィンタースポーツを中心に取材。マスターズをはじめ男女、シニアの8大メジャーを取材。冬は、日本がノルディック複合の金メダルを獲得したリレハンメル五輪を取材した。出版部では「報知高校野球」「報知グラフ」編集長などを歴任。北海道生まれ、中央大卒。

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