東京五輪 稲見萌寧が5つ伸ばして3打差暫定6位と猛追して後半へ


◆東京五輪 女子ゴルフ 第2日(5日、埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71)

 初出場で日本代表の稲見萌寧が、1アンダーの16位から出て前半9ホールで1イーグル、3バーディーと5つスコアを伸ばした。首位と3打差の通算6アンダーの暫定6位と、メダル獲得圏内に肉薄して後半へと折り返した。

 夏晴れの下、予定通りに午前9時25分に第2ラウンドをスタート。飛ばし屋のマリア・ファシ(メキシコ)、アルベーン・バレンスエラ(スイス)と同組でのラウンド。2番で7Mを沈めてバーディーを先行させた。

 5番で2Mにつけて伸ばすと圧巻は6番パー4だった。ティーグラウンドが前に出され、第1打をグリーン奥のエッジへ。ウェッジでの第2打は、約20ヤードのラインを転がってカップへ。五輪初イーグルを奪うと、両手を突き上げて喜んだ。8番パー5でも3打目の寄せがピンに当たり、60センチにつけて楽々とバーディーを奪った。

 コエルツ・マドセン(デンマーク)、アショク(インド)が、通算9アンダーで首位に並んでいる。

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