稲見萌寧が日本勢初のメダル確定…リディア・コと銀メダル懸けてプレーオフ ネリー・コルダが金


稲見萌寧(カメラ・相川 和寛)

稲見萌寧(カメラ・相川 和寛)

◆東京五輪 女子ゴルフ 最終日(7日、埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71)

 3位から出た稲見萌寧(都築電気)が9バーディー、3ボギーの65で回り、通算16アンダーの2位タイでホールアウトした。65で回り、同じく16アンダーとしたリディア・コ(ニュージーランド)との銀メダルを懸けたプレーオフに突入する。この時点で銅メダル以上は確定している。

 世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)が69で回り、17アンダーで金メダルを獲得した。

 畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は3バーディー、1ボギーの69で回り10アンダー。65をマークした笹生優花(フィリピン)も10アンダーとし、ともに9位で終えた。

 ◆稲見 萌寧(いなみ・もね)1999年7月29日、東京都生まれ。22歳。9歳でゴルフを始め、2016年にナショナルチーム入り。18年のプロテストに一発合格。19年7月のセンチュリー21レディスでツアー初優勝。正確なアイアンショットを支えに今年5勝を含む通算7勝。現在賞金ランク2位。日本ウェルネススポーツ大に在学中。家族は両親。166センチ。

 ◆五輪のゴルフ競技 2016年リオ五輪で、1904年セントルイス大会以来、112年ぶりに正式種目に復帰。初出場の日本女子は野村敏京が4位、大山志保が42位だった。男子は今大会での松山英樹の4位が最高成績。

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