初メジャー優勝狙う稲見萌寧 前週、虫に刺された左腕は「違和感も痛みもない」


リモート会見を行った稲見萌寧(大会提供)

リモート会見を行った稲見萌寧(大会提供)

◆女子プロゴルフツアー 21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 指定練習日(7日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)

東京五輪銀メダリストで今季7勝の稲見萌寧(都築電気)が9日の大会開幕を前にリモート会見に登場した。前週のゴルフ5レディスでは初日のラウンド中に左腕を虫に刺され、9番終了後に棄権したが、「左腕の違和感も痛みもない。これといった体調面での悩みはない」とスッキリした表情で話した。

 棄権した翌日の4日朝はゆっくり休んだというが、「スイングとかで嫌な違和感は少なかった。それから軽く練習して、昨日(6日)からトレーニングを始めています」と明かした。

 五輪後も、「まだ達成したことがないメジャー優勝をしたい」と公言する22歳は「メジャーで勝ちたいという思いはすごいあるけど、メジャーだからといって自分を追い込んだり、プレッシャーをかけても、良い方向には行かない。いつも通り、まず楽しんで回ろうと心掛けて、スコアも良くなってくれたらいい」と強調した。

 コースの印象については「プレーするのは小学生以来で、全然見え方が違った。ラフも長く、グリーンも硬いので耐えながらのゴルフにはなるけど、少しでも上位に行けたら」と語った。

 予選ラウンドでは、国内メジャー2勝の原英莉花(日本通運)、前年覇者の永峰咲希(ニトリ)と同組で回る。

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