桑木志帆「すごい不安を抱えながらラウンドしてる」 パットが不調も「人生初」の大会で2連覇狙う


女子ゴルフの資生堂・JALレディスのプロアマ戦後に取材に応じた桑木志帆(カメラ・星野浩司)

女子ゴルフの資生堂・JALレディスのプロアマ戦後に取材に応じた桑木志帆(カメラ・星野浩司)

◆女子プロゴルフツアー 資生堂・JALレディス(3~6日、神奈川・戸塚CC=6766ヤード、パー72)

 前回大会覇者でツアー3勝の桑木志帆(大和ハウス工業)が2日、プロアマ戦で最終調整し、2連覇への意気込みを語った。

 昨年は悪天候で2日目が中止となり、54ホール短縮競技となった中でツアー初優勝を飾った。連覇に向けて「人生初のディフェンディングチャンピオンなので、2年連続で優勝できたらいいなと思うけど、まずは目の前の1打に集中して頑張りたい」と言い切った。

 2週前にメジャー、全米女子プロ選手権で予選落ち。帰国後に出場した前週のアース・モンダミン・カップは20位で終えた。「調子はあまり良くない。パッティングが先週から全然打てていない。自分の中ではしっかりストロークできているつもりでも、1メートルくらいショートする。そこのギャップが今も埋まらない。すごい不安を抱えながらラウンドしちゃっている」と本音を明かした。

 一方で、今季のトータルドライビング(平均飛距離とフェアウェーキープ率の順位を合算した値)はツアー1位を誇る。「ティーショットは割とまっすぐいっている感じはする。すごい安定している」。ショットの手応えを感じているだけに、パットの復調が2連覇へのカギになりそうだ。

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