◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン 第２日 １５日（英セントアンドリュース・オールドコース＝７３１３ヤード、パー７２）
第２ラウンドが行われ、２オーバーの１０１位から出た金谷拓実（Ｙｏｇｉｂｏ）は、２バーディー、１ボギーの７１で回り、通算１オーバー。カットラインに１打及ばず、アマチュア時代の２０１９年、２１年に続いて３度目の予選落ちを喫した。ホールアウト後、取材に応じた金谷は「また残念な結果に終わって」と言葉を振り絞った。
人生初の聖地でもあと一歩及ばなかった。７番で５メートル半を沈めてバーディー。９番もバーディーで一時、予選通過圏内に。だが、フェアウェーにバンカーがひそむ難関ホールの１３番でボギー。「バーディーで予選通過」という局面での１８番も約４メートルのバーディーパットを決めきれず、終戦。「スコアを伸ばさないといけない状況で、バーディーを取ろうと頑張ったけど、こういう結果になって残念。悔しい」と目を閉じ、悔しさをかみ殺しながら話した。
今季出場したメジャーは４月のマスターズ、５月の全米プロのいずれも決勝ラウンド進出を逃している。「もうちょっといいプレーができないとダメ。また次に向けて頑張ります」と前を向いた。次戦は英国にとどまり、欧州ツアー２戦に出場予定。聖地・セントアンドリュースでの悔しさは次のメジャーの舞台で必ず晴らす。