メジャー2冠の原英莉花「いいスイッチが入れられるように」ド派手ウェアで71、10位で最終日へ


6番、ティーショット後にギャラリーの声援に応える原英莉花(カメラ・今成 良輔)

6番、ティーショット後にギャラリーの声援に応える原英莉花(カメラ・今成 良輔)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(4日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は3バーディー、2ボギーの71で回って通算3アンダーとし、10位のままだった。

 4番でピン左奥2メートル半の難しいラインのバーディーパットを沈めて、ガッツポーズを作った。波に乗ったかに見えたが、その後は惜しいバーディーパットが続いた。「その後、なかなかバーディーが決まらずっていう感じ。流れに乗っていけなかった」と悔しがった。

 上下ともに黄緑と水色のストライプのウェアを着用し、気分を上げた。「今日はこれだな、みたいなひらめきで。明るくいきたくて」。ティーショットには、好感触を得ながらのラウンドだった。「昨日より振り切れていて、イメージ通りの(出球は左へ出て右への軌道を描く)フェードが打てた」と振り返りつつ、アイアンについては「自分が出したいタッチがうまく出なくて、芝にかんでいる感じ」と、まだ納得いかない様子だった。

 トップとの差は7打と大きいものの、上位を狙える位置で最終日を迎える。「いいスイッチがプレー中に入れられるようなショットをできるように調整して、明日に備えたい」と意気込み、練習場へ向かった。

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