松山英樹 メジャー2勝目ならず 70の通算2アンダーでホールアウト 全米オープン


 最終ラウンドが進行中で、5打差5位から出た松山英樹(LEXUS)は1バーディー、1ボギーの70で回り、通算2アンダーの暫定6位でホールアウトした。トニー・フィナウ(米国)がすでに4アンダーでプレーを終えており、2021年マスターズ以来のメジャー2勝目はならなかった。ブライソン・デシャンボー(米国)とロリー・マキロイ(英国)がトップの6アンダーでプレー中。

 松山は1番はグリーンを外したが、1・5メートルのパットを入れてパーをセーブした。3番は4メートルのチャンスがカップ左へ。4番はティーショットを左に曲げ、第2打はバンカーにつかまったが、60センチに寄せてパーとした。7、8番と約5メートルのバーディーパットを決めきれず、9番パー3の第1打はグリーン左のバンカーへ。2メートルのパーパットを外しボギーが先行した。トップと5打差5位で折り返した。

 10番パー5は第1打を左に曲げ、3オン2パットのパー。11番、12番とティーショットはフェアウェーをとらえることができなかったが、ともに2メートル前後のパーパットをしぶとく沈めた。13番パー4で1オンに成功。7メートルのイーグルパットは右を抜けたが、この日初めてのバーディーを奪った。

 第3ラウンド後には「結果がどうであれ、いいプレーができるよう頑張りたい。自分のできることをして終わりたい」と話していた松山。今季メジャー最終戦の全英オープン(7月18~21日、ロイヤルトルーンGC)で、再び優勝争いに加わる。

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