朝イチ30センチのパットから始まった蛭田みな美 2打差4位でホールアウト


蛭田みな美

蛭田みな美

 ◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日(12日、埼玉・石坂GC=6585ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)

 第1日(11日)に雷雲接近のために順延された第1ラウンド(R)の未消化分が終了し、午前8時15分にペアリングの組み替えなしで第2Rが始まった。

 前日(11日)、蛭田みな美(ユアサ商事)は最終18番ホールで、わずか30センチのパーパットだけを残してホールアウトできず、この日は、その短いパットからスタート。プレー再開は午前7時だったが、コースに到着したのは、わずか20分前。「時間ぎりぎりに来て、5分だけパットの練習をしました」。その後、2時間を空けて午前9時5分に第2Rをスタート。「その2時間に朝ご飯を食べて、ウォーミングアップしました」と話す。

 時間を効果的に使い、第2Rを5バーディー、3ボギーの70で回り、通算7アンダーにスコアを伸ばした。蛭田がホールアウトした時点で2打差4位の好位置につけた。「テーマは強気。頑張ります」と2023年のCATレディース以来のツアー2勝目へ意欲を見せた。

 15ホールを消化した安田祐香(NEC)が通算9アンダーで首位。1打差2位に、ともに19歳の新人の中村心(ヤマエグループHD)と入谷響(加賀電子)が続く。

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