◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 最終日(27日、米テキサス州・カールトンウッズ・クラブ=6911ヤード、パー72)
日本ツアー通算6勝の西郷真央(島津製作所)が、5人で争ったプレーオフ(PO)を1ホール目で制し、米ツアー初優勝を挙げた。メジャー制覇は樋口久子(1977年全米女子プロ選手権)、渋野日向子(2019年AIG全英女子オープン)、笹生優花(21、24年全米女子オープン)、古江彩佳(24年エビアン選手権)に続く日本勢5人目。シェブロン選手権はこれまで日本人未勝利だったが、この勝利で日本勢が女子の5大メジャー完全制覇を成し遂げた。
快挙を受けて、西郷の師匠で日本男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司(78)が28日、コメントを発表した。「海外での初優勝がメジャーとは西郷らしいね。常に準備を怠らない西郷だからいずれ勝利の報告があるとは思っていた。西郷どんメジャー優勝おめでとう」。西郷の父がジャンボの大ファンで、麗沢高時代に弟子入りし、ジャンボアカデミー1期生となっていた。プロ転向後も、千葉のジャンボ邸を訪れて練習を積んでいる。