堀琴音1打差2位…次こそ藍に恩返しV


堀琴音は通算14アンダーの単独2位でホールアウト

堀琴音は通算14アンダーの単独2位でホールアウト

 ◆女子プロゴルフツアー・サントリーレディス 最終日(11日、六甲国際GC)

 3打差2位から逆転優勝を狙った堀琴音(21)=東芝=は1打届かず2位に終わった。「バックナインが勝負だと思っていた。渋いパーパットも入れたし、バックナインで伸ばせたのは良かったし、すごく自信になった。あと一歩だと思う」。初優勝へ手応えをつかんだ最終日となった。

 ハーフターンで3打あった差を15番のバーディーで1打に詰めるしぶとさを見せた。ハヌルがベタピンにつけた17番パー5は、5メートルのバーディーパットをねじ込み「あれはもう奇跡」。18番は4メートルのパーパットを沈めるなど、最後まで食らいついた。

 小学生だった2004年のエリエールレディースで藍の優勝を見たのが初めてのツアー観戦だったという“藍チルドレン”。藍にあこがれ、プロゴルファーを目指した。「藍さんの最後のサントリーレディスで優勝できたらいい思い出になる」と意気込んでいた。次こそ藍への恩返しにかわる勝ちをもぎ取る。

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