70で4アンダーの渋野日向子「いい位置で残り2日間を迎えることができる」


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第2日(20日、英国・カーヌスティ・ゴルフリンクス=6850ヤード、パー72) 賞金総額580万ドル(約6億3600万円)、優勝87万ドル(約9500万円)

 第2ラウンドが行われ、2019年大会覇者で11位から出た渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算4アンダー、首位と3打差の暫定12位でホールアウトした。

 6月の全米女子オープン覇者で、4位で出た笹生優花(ICTSI)は3バーディー、2ボギーの71で5アンダー。首位と2打差の暫定5位となっている。

 18年大会優勝のジョージア・ホール(英国)、ミナ・ハリガエ(米国)が7アンダーで暫定首位としている。

 初日2アンダーの畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は1番をパーで滑り出した。

 渋野のホールアウト後のインタビューは以下の通り。

 ―振り返って。

 「スタート(1番)から3パットでどうなることやらと思ったけど、その後しっかり切り替えて自分のプレーをすることができて、最終的に2アンダーで回ることができたのはすごくうれしかったです」

 ―良かった点は。

 「昨日に比べたらショットの安定性がすごく高かったので、パーオン率も高かったし、決めたいバーディーパット(の距離)に多く付けることができていた分、そこを決めきれなかったのがすごく悔しいけど、パー5で伸ばすことができているのはすごく収穫かなと思います」

 ―14番バーディーのアプローチが見事だった。

 「エッジからピンまで距離が短かったので、なかなか寄らないライではあったけど、その中でしっかり寄せてバーディーを取れたのは本当にうれしかったです」

 ―予選通過が確実になった。

 「去年よりは風がない中でのゴルフではあったけど、しっかりその中でアンダーを出すことができたのは本当に去年とは違うところだなと捉えることができるので、すごく前に進めているなと思います。いい位置で残り2日間を迎えることができるので、悔いのないようにできたらいいなと思います」

 ―決勝ラウンドへ。

 「この2日間、ピンチもありながらではあったけど、ボギーを少なく抑えてバーディーも取れるところで取ることができて、この位置で迎えられるので、しっかり残り2日間はこのスコアを、これよりも伸ばしていけたらいいとは思うけど、目の前のことにしっかり集中してできたらいいなと思います」

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