山下美夢有、最終日67の猛追で9アンダー暫定2位「だいぶ良くなっている。あとは自信を持ってやるだけ」


1番ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・今西 淳)

1番ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日(24日、宮城・利府GC=6569ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 昨年大会覇者の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は16位で出て6バーディー、1ボギーの67で通算9アンダー。ホールアウト時点で、トップの岩井明愛と3打差の2位タイで終えている。前半に2バーディーを奪うと、後半は13番、14番での連続バーディーなど、さらにスコアを伸ばした。

 山下は「昨日(23日)からショットが安定して、セカンドショットもチャンスにつく回数が多かった。リズム良く振れていた。だいぶ(調子が)戻ってきて良くなっている」と手応えを感じている様子で、明るい表情を浮かべた。

 初日は71で29位発進。日に日に追い上げたが、自身初の同一大会連覇は厳しい状況となっており「出遅れたというのが一番大きい」としながら、「これだけ連戦が続くと、体の状態も変わるが、だいぶ良くなってきたので、あとは自信を持ってやるだけ」と前向きに話した。

 シーズンは残り9試合。年間女王争いに向け、前週時点でメルセデス・ランクで2位につけ、「いい位置で、今年も戦えている。あとは自分らしく残りの試合を頑張りたい」。次週の今季メジャー第3戦、日本女子オープン(28日開幕、福井・芦原GC海C)へ「あとはパッティング次第なので、しっかり調整したい」と力を込めた。

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