
優勝した大槻智春
◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(24日、兵庫・小野東洋GC=7113ヤード、パー72)
プロ14年目の大槻智春(33)=真清創設=が、得意の逆転劇で混戦を抜け出して今季初優勝を手にした。2打差3位から出るとショットが好調で6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算20アンダーで約1年ぶりの3勝目。自身初のメジャー制覇を次なる目標に掲げた。米沢蓮(24)=ティ・エム・プラテック=、宋永漢(ソン・ヨンハン、32)=韓国=が3打差の2位だった。
右拳を握り締めた。2打リードで迎えた18番。大槻は4メートルを沈めてバーディー締め。「今季は調子が良くなく、自分に期待してなかった。それがいい方に行きました。久しぶりにすごくいいゴルフができた」と1年ぶりのVをかみ締めた。
33歳は多彩なショットを操り、強風の中で猛追を演じた。2番で5メートル、3番は5アイアンでの第1打を3メートルにつけて連続バーディー。前半で首位に立つと10番で3メートル、11番も2メートルを沈めて伸ばすなど、第3ラウンド終了時点で4打差に10人がひしめいた混戦を制した。
優勝副賞としてテレビや空気清浄機など家電一式も手にした。カビ防止のため、自宅ではエアコン2台と空気清浄機3台を1年中稼働させており「うれしい。(電気代のために)もっと稼がないと」と笑った。5年連続5度目となるメジャー、日本シリーズJTカップ(11月30日開幕・東京よみうりCC=報知新聞社主催)出場権も獲得。「決まって良かった。メジャーを取って、海外にも挑戦したい」と次なる標的に照準を定めた。(瀬川 楓花)