小祝さくら「しっかり休んで明日また頑張りたい」 自身2度目の2週連続優勝へ好スタート


12番、ティーショットを放ち歩き出す小祝さくら(カメラ・豊田 秀一)

12番、ティーショットを放ち歩き出す小祝さくら(カメラ・豊田 秀一)

◇女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第1日(24日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6503ヤード、パー72)

 前週の明治安田レディスで今季初優勝した小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、ボギーなしの6アンダー66をマークし、暫定トップでホールアウトした。「ショットはそんなにいいわけではないけど、5メートルとか6メートとか微妙な距離のパットが入った。それがこのスコアにつながったと思う」と笑みを浮かべた。

 前半14番で10メートルをねじ込み連続バーディー。3つスコアを伸ばして折り返すと、256ヤードの5番パー4ではドライバーで1オンに成功し、難なくバーディーとした。「初日が終わっただけなので、まだここから。でもいい出だしになったので、明日も自信を持ってプレーしていきたい」と語った。

 大会は2年前に同コースに会場を移して以降、ツアー屈指の酷暑との戦いが、繰り広げられている。今年は第1組のスタート時間が4日間毎日午前6時に設定されるなど、様々な暑さ対策を実施。北海道生まれの小祝は「覚悟して来た。体調面だったり、熱中症だったりに気をつけて、ゴルフよりもそっちを優先して頑張りたい」と体調管理を徹底している。

 2021年8月のNEC軽井沢72、CATレディース以来自身2度目の2週連続優勝へ好スタートを切った。「練習する気にならないぐらい暑いので、しっかり休んで、明日また頑張りたい」。正午過ぎにプレーを終えると、すぐに会場を後にした。

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