第14回

●1977年11月30日、12月1・3・4日  優勝 尾崎 将司
 尾崎、青木、村上の“3強そろい踏み”最後の年。
 くしくも最終日の最終組で3人が一緒に回るプロゴルフ史上初の“OAM最終組決戦”が実現した。
 第1日、74の11位と出遅れた尾崎が2日目コースレコードの66で一気に2位へ上昇。3日目、尾崎は通算10アンダーでトップ、2打差の2位に青木、さらに1打差の3位に村上。最終日、尾崎はアウト32と圧倒的な強さを示し、大会記録の15アンダーで3年ぶり4度目の優勝。3年ぶり賞金王を決めた。プロゴルフ界がラージボール使用に踏み切った“ラージ元年”でもあった。
順位 選手名 資格 1R 2R 3R 4R 合計 +-
1 尾崎 将司 関東オープン 74 66 68 67 275 -15
2 青木 功 賞金ランク(2) 71 69 70 69 279 -11
3 杉原 輝雄 賞金ランク(4) 71 70 70 69 280 -10
4 村上 隆 賞金ランク(6) 73 70 68 70 281 -9
4 島田 幸作 関西プロ 72 69 71 69 281 -9
4 中村 通 賞金ランク(10) 70 76 69 66 281 -9
7 山本 善隆 賞金ランク(7) 71 69 73 69 282 -8
8 謝 敏男 賞金ランク(15) 70 72 72 69 283 -7
9 草壁 政治 賞金ランク(8) 68 71 76 72 287 -3
10 中島 常幸 日本プロ 72 73 72 72 289 -1
10 森 憲二 関東プロ 74 68 73 74 289 -1
12 小林 富士夫 賞金ランク(11) 74 73 71 73 291 +1
13 鈴木 規夫 関西4地区代表 72 76 71 73 292 +2
14 橘田 規 日本プロマッチプレー 75 75 74 72 296 +6
15 安田 春雄 賞金ランク(14) 76 74 77 73 300 +10
[注]日本オープン優勝のS・バレステロス(スペイン)は欠場。
宮本康弘(賞金ランク(3))も病気欠場した。